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医療英語の成り立ち 「ウロ」編

医療英語って長くて難しそう…って思いますよね。そもそもどう発音するかもわからないし、読めない…と諦めてしまう方も多いかと思います。しかし病院勤務をしていると普段使っている略語が医療英語を短くしたものが多いです。

オーストラリアの大学を卒業後、日本の病院で手術室の看護助手として働いていましたが、「ウロ」や「ギネ」など私からすれば聞き覚えしかない単語でした。

例に挙げた「ウロ」と「ギネ」に関して言えば、「泌尿器科」と「産婦人科」という意味でしか使いません。泌尿器系は「Urinary system」となり、産婦人科で扱う女性生殖器は「Female reproductive system」となります。

「ウロ」は「Urology」の略で「uro-」の部分が尿という意味で使われます。この「uro-」という部分は泌尿器系の単語にほとんど使われています。腎臓にはまた別の英語があてがわれていますが、この「uro-」は「prefix」に分類されます。「prefix」そのものの意味は「前に置く(付ける)もの」ですので「uro-」は「Urology」というように「-logy」の前に付きます。

一方で「-logy」は言葉の終わりに付けられます。「-logy」は「~学」という意味である分野の学問であることを示します。なので「urology」は泌尿器の学問であることがわかります。

しかし「uro-」は「prefix」であると同時に「root word」でもあるのです。この「root word」があることで言葉に意味が与えられます。「ur-/ uro-」には「尿」という意味が与えられているので単語のどの部分に接続されていても泌尿器関連の言葉になりうることができるのです。

Urology」はprefixが「Uro-」になり、同時に「root word」でもあります。Suffixが「-logy」となるので「泌尿器学」という意味になります。しかし病院では「泌尿器科」と少し意味が変化します。

「uro-」はprefixではなく「suffix」として使われているのが多くは排尿の状態を表す時です。「Haematuria」という単語は「血尿」という意味なのですが、この場合、prefixが「haem-」となり血液を意味しています。そして「-uria」が尿を意味しています。「Dysuria」は排尿困難という意味ですが、「dys-」は「difficulty」という意味で、医療における「difficulty」は不全や障害、困難を表します。

このように医療英語は「prefix」と「suffix」、そして「root word」によって分解することができるので海外の病院で知らない単語があってもどのような意味の単語なのかを理解することができます。しかし体内の臓器にそれぞれ医療英語で使われる「root word」が付いており、さらに炎症などといった身体の状態や検査方法、手術などの手技の名前など、医療英語は溢れています。単語が長くなればなるほど混乱してしまいますが、分解すれば「root word」が明らかになり、同時に「prefix」と「suffix」も分かるのでどのような意味を持つ単語であるのかがわかってきます。

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