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化学療法って英語でなんて言うの?

オーストラリアでの病院実習で2週間ほど、化学療法を外来で行っているところへ行きました。そこの外来では2つの部門に分かれていて、化学療法を投与する部門とその他の血液の病気などを扱う部門がありました。2週間の間にローテーションでその2つの部門を回りました。そこで初めて化学療法を扱う紫色の手袋は通常の手袋より少し分厚く、長めであることを知りました。

「ケモ 手袋」の画像検索結果
「医療用 手袋」の画像検索結果

ケモ用の手袋(左)のほうが病棟などで見かける医療用手袋(右)よりも長めですね。

日本の病棟や外来でも医療スタッフ間での化学療法の略語は「ケモ」が一番使われるかと思います。ではこの「ケモ」、どこから来たのでしょうか?

英語では化学療法を「chemotherapyと言います。「Chemo Therapy」のように2つに分かれる単語ではなく「chemotherapy」として1つの言葉になっています。アルファベットをそのまま読むと「ケモセラピー」となりますが、英語圏の国や英語は公用語ではないが第二言語として広く話されている国では「キーモセラピー」と発音します。

Chemotherapy」を分解すると「chem – o – therapy」となります。この間に使われている「– o –」は2つの言葉を接続するために使われる役割があります。残りは「chem」と「therapy」の2つになります。

Chem」は「chemistry」の略語でも使われます。余談ですが、「chemistry」の語源は錬金術を意味する「alchemy」から来ているそうです。ではこの「chemistry」はどのような意味の単語でしょうか。小学校から習うものでもありますが、英語圏では少し名前が違ったりします。小学生の時は「理科」を勉強し高校から「生物」「化学」「物理」など分かれる場合が多いとは思います。「Chemistry」は「化学」を意味する単語になるので化学療法の「chem」になります。ちなみに「chem」は私が高校生の時に化学の授業を選択したのですが、「次の授業は?」「化学だよ」という会話でよく使われました。「Chem」単体ですと「ケム」(ムの発音は唇を閉じて”ん”と発音するように言います)と発音します。接続されるかされないかで少し発音が違ってきます。

Therapy」はアロマセラピーなどでよく聞くのでわかりやすいとは思いますが「療法」という意味です。これはギリシャ語の「therapia」から来ているそうで、この「therapia」には「病気の医学的治療」や「治療」を意味する単語です。「Th」は舌先を軽く前歯に触れさせて英語の「T」を発音するイメージで「th」を発音します。舌先は歯に触れるか触れないかぐらいで「th」の発音が上手くいくと思います。舌を歯に強く押し付けたり舌を出しすぎたりすると次の「r」の発音が逆に難しくなるので注意です。

日本の「ケモ」は「chemo」をそのままローマ字読みしたように言いますがオーストラリアでは違います。オーストラリアでは「chemotherapy」を「キーモセラピー」と発音するので略されると「キーモ」と呼びます。日本とオーストラリアでかなりの違いがありますね。

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