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骨折って英語でなんて言うの?

私はオーストラリアの高校へ留学中、ボランティア活動の一環として24時間バレーボール試合のキッチンスタッフとして深夜に参加したことがあります。試合が行われていない間、ボランティアに参加していた生徒たちとバレーボールで遊んでいましたが、その時にボールが指にあたり、関節近くの骨に小さなヒビが入ったことがあります。

私は大学在籍中の病院実習で整形外科へ行きました。オーストラリアも日本と同じような高齢社会なので病棟では老人ホームで転倒して骨折した、などを理由に入院、手術を受ける患者さんが多かったです。

英会話スクールなどでは「骨折」は「broken bone」などと言われることが多いと思います。日本の英語の教科書でも「broken bone」となっているかと思います。文章中では「I broke the bone.」「I have a broken bone.」という風な使われ方をします。これはどの年代の患者さんに聞く時に使えますが、医療スタッフ間では違う言い方をします。

骨折は医療スタッフ間では「fracture」(フラクチャー)と言い、過去形だと「fractured」(フラクチャード)です。これは医療業界だけの単語ではなく正式な英単語です。辞書で「fracture」を引いてみると「骨折」と訳されています。ラテン語「fractura」(割れ目)から来ていて、fract-(割れた)と-ure(結果)が合わさった単語です。申し送りなど他の医療スタッフ間との会話では「fracture」または「fractured」ですが、看護記録になるとガラッと変わります。

看護記録や医師の診察記録では「# R) femur」や「# L) radius」という書かれ方をします。インスタやツイッターなどのSNSで使われる「ハッシュタグ」と同じ記号です。調べたところ、日本では「Fx.」と略されるそうですね。オーストラリアでは骨折は「#」と記入します。「#」のあとに骨折した部位を書くことでどこを骨折したのかわかります。また医師の診察記録や救急の記録には骨折の度合いも書かれていることが多いので、看護師側としては今後の治療の方向性を予想することができます。例えば解放骨折であれば術後、感染を防ぐために抗生物質の投与が行われることや、解放骨折でなくても痛みの管理や必要なクッション、体位変換などの必要性が考えられます。

オーストラリアの看護記録を記入する際に使える略語と使えない略語があります。「#」は使える略語ですので看護記録だけではなく医師の診察記録でも見られます。ほかにも使える略語としては点滴を示す「IV」であったり、痛みを表すときに「Pain scale 4/10」など10段階中4であるということを「/」を用いて記入することができます。ただ、車いす「wheelchair」を「WS」もしくは「W/S」という書き方はできません。なぜなら「WS」の頭文字を使う単語がたくさんあるからです。例えば杖「walking stick」も「W」と「S」が頭文字になります。使える略語や使えない略語は専門学校や大学で看護記録を書き方を練習するときに覚えます。

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