オーストラリア 准看護師免許 看護師 看護師免許 英語

オーストラリアの看護師事情 IELTS

オーストラリアでは外国籍の生徒が看護師免許を取得するためには認められた英語の試験でないと、免許取得できません。現在(2019年3月)では認められている試験が4つあります。IELTS(Academic)・OET・PTE Academic・TOEFL iBTの4つになります。すべて、日本でも受けられますが、OETのみ大阪会場だけとなっています。IELTSとTOEFL iBTはほぼ毎週テスト日程があるので比較的受験しやすいと思います。ここでは私が受けたIELTSについてお話したいと思います。

IELTSには2つのタイプ(モジュール)があり、General(ジェネラル)とAcademic(アカデミック)でテスト内容が異なります。どちらもListening(リスニング)・Reading(リーディング)・Writing(ライティング)・Speaking(スピーキング)がありますが、Generalの方は学業以外の研修目的やオーストラリア、ニュージーランド、カナダへの移住目的の方が受けることが一般的だそうなのでAcademicモジュールとは出題内容が異なります。

一方でAcademicモジュールでは専門学校、大学や大学院の受験生の英語力が、英語で授業を行う専門学校、大学や大学院に入学できるレベルに達しているかどうかを評価するものです。イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの専門学校、大学や大学院では、Academicモジュールでの試験結果が入学許可の判断の基準となっているのでAcademicモジュールでないと認めてくれません。専門学校、大学や大学院において英語で学びたい方や、英語圏での看護師や医師登録申請をする場合は、このAcademicモジュールでの結果が必要になります。

IELTSのテスト内容

IELTSの公式サイトではWriting → Reading → Listening → Speakingの流れになっていますが、実際はListening → Reading → Writing → Speakingの流れでした。ListeningとReadingで使う解答用紙は表と裏で一枚になっていますのでReadingが終わったら回収、という形になります。

ListeningではCD音源が流れ、解答用紙に記入していきます。マークシートではなく、選択肢の文字を書き込んだり、単語やフレーズを書き込んだりする自由記入欄タイプです。ここではスペリングも重要になってきます。

Readingでは問題冊子が配布されるので時間内に設問を解きます。60分内に40問解きます。1問あたり1分半のペースで解けば終わります。読解問題なので設問の前に長い文章を読みます。これは新聞記事のようなものだったり、短い論文のようなものを読みます。そしてその読んだものに対しての設問なので読まなくてはいけません。すべて解き終わって時間が余っていれば3回くらい見返していました。

Writingでは問題冊子と解答用紙が配られます。設問は2つのみですが、タスク1ではグラフやチャートの説明をまとめます。この時、最低150語以上は書かないとここで点数を落としてしまいます。配られたグラフやチャートの特徴や傾向についてまとめます。タスク2では短い設問に対して自分の意見を求められます。賛成か反対か、もしくはどちらにもあてはまらない理由を最低250語以上書きます。Writingで重要な要素は自分の意見の内容についてではなく、文法や短い論文の書き方です。序論、本文、結論の流れが重要になり、書き出しや文法について細かく採点されていきます。

Speakingは別日に行われますが、当日受験する人もいます。会場はまた別会場になる場合が多いので会場を確認しましょう。試験自体は10~15分くらいですが、ネイティブの試験官との会話が録音されます。パート1では自己紹介や趣味、家族のことなど日常会話がメインです。パート2ではあるトピックについて話すことが求められ、記載されている3つの質問に対して答えなくてはいけません。パート2ではメモ用紙を渡され、1分間メモをすることができます。1~2分くらいとありますが、実際は2分話すことが求められます。2分未満ですと点数も低くなってしまいます。少し詰まっても、間を埋めることが必要になります。パート3ではパート2についての質問をされますが抽象的な質問をされるので自分がなぜそう思ったのか、などより高度な回答が求められます。

WritingやSpeakingで点数が下がる方が多いとは思いますが、実際、私もWritingで少し苦労しました。専門学校や大学、看護師免許のために必要な点数が異なる上に結果は有効期限が2年間なので一度受けて、専門学校へ入学する点数を得られたら次は大学のために受け、すぐに看護師免許のためにIELTSを受ける、というものでした。どれか1つの項目で点数が低いとOverall score(合計点数)も下がってしまうのでまた受験することが何度もありました。また大学や看護師免許を取得する際にOverall scoreだけではなく4つの項目の最低点数も指定されているので、Listening、Reading、Writing、Speakingにおいても気が抜けません。

私が在籍していたQUT 看護学(2年コース)での必要な点数となります。
オーストラリア看護師助産師協会におけるIELTSについての必要なスコアの記載

大学では合計7、4つの項目で最低6.5ですが、看護師免許を取得するためには合計7、4つの項目でも最低7が求められています。

また自分が入学したい年度や免許を申請したい年度によって細かく変化していくので必ず大学や看護師協会のホームページを確認しなくてはなりません。

IELTSがネイティブの人が試験を受けても難しいと言われている試験ですので、非英語圏の方からすればかなり難しいと思います。IELTSもそうですが、ほかの英語試験でも参考書や対策レッスンなどがあるので私は活用した方が良いと思います。どの試験にも書き方や読み解き方のコツがあるので先生から教わることができます。ぜひ参考書や対策レッスンなどを活用して点数を上げていきましょう!

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