オーストラリア 医療英語 看護師 英語

心電図って医療英語でなんて言うの?

外来や病棟でも心電図を取りますよね。私も入院が決まった時に術前検査として心電図を取り、術後もICUで常時付けられていました。

心電図は英語では「Electrocardiogram」と言います。「Electro Cardio Gram」と分けるのではなく「Electrocardiogram」と一つの言葉になっています。しかしこれは分けることで理解することができます。

まず「Electro-」の部分が心電図の「電」の部分にあたります。この「Electro-」は単語として形を戻すと「Electricity」=電気という意味になる単語になります。「Electro-」は電気に関係する言葉に使われるので生化学や化学などの分野ではよく見かける単語です。

次に「cardio-」の部分ですが、心電図の「心」の部分にあたります。心臓は英語では「heart」で医療でも心臓のことは「heart」と言いますが、「cardio」にも心臓という意味があります。「Cardiology」や「Cardiovascular」など心臓に関わる分野では必ず使われている単語です。「Cardiology」は心臓学、「Cardiovascular」は循環器系という意味になります。

余談ですが、有酸素運動や有酸素トレーニングは「Cardio workout」と言います。心肺機能の向上を図るトレーニングなので「cardio」という単語が使われているのだと思います。

最後の「-gram」ですが、インスタグラムでも使われている「グラム」の部分です。接続単語では「suffix」、単語の最後に付けられる言葉になりますが、「gram」単体ですとメートル法における重さの単位になります。体重や食品の重さなどでパッケージに表記されているものなります。しかし「suffix」としての「-gram」は書かれている、描かれているもの、という意味になります。なので心電図のようにグラフで書かれるものにはこの「-gram」というsuffixが付いていることが多いので全く知らない医療英単語を見ても何かグラフで表示される検査であることが分かります。

この「Electrocardiogram」は普段、「ECG」と略されます。「Electro-Cardio-Gram」という風に単語それぞれで分けられることで頭文字をとり、ECGと略されます。発音はアルファベットで「イーシージー」と呼ばれるのでどんな病院やクリニックでも同じです。

簡単に調べてみたところ、日本の病院では「EKG」(エーカーゲー)も使う方がいらっしゃるとのことでした。この「EKG」はドイツ語で「Elektrokardiogramm」の頭文字を取ったものですね。意味は英語と同じですが、これはドイツ語なので私の専門外となってしまいますが、英語もドイツ語も同じゲルマン語派になるので知らなくても理解できる人はできそうです。日本における医学はドイツ語が主流でしたからその名残かと思われます。しかしオーストラリアを始めとするアメリカやイギリスでは英語圏では心電図を指す略語として「ECG」のみが使われるのでどちらも覚える必要はありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です