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オーストラリア看護学生事情 専門学校編

私はオーストラリアで専門学校と大学に通い、看護師免許を取得しました。基本的には専門学校では准看護師免許、大学では正看護師免許を取得できるというように分かれています。大学でも准看護師免許を取得できるような勉強はできますが、大学では正看護師免許という印象が強いです。

私が通ったのはSouthbank Institute of TAFEですが、現在はTAFE Queensland South Bank Campusと名称を変更しています。TAFEでは18カ月、1年半でのコースが組まれています。6カ月を1学期とするので順調に進めば3学期で終わります。どの実習も学科のレポートやテストを合格しないと実習に行けず、学科で一通り学んでから実習に向かうので私にはとても合っているスタイルだと感じています。また、実技の授業でも実習で評価を受ける技術を練習し、そちらもテストを受けます。

1学期目から実習があり、まずは老人ホームへ2週間ほど行きます。そこで体位変換やシーツ交換、清拭、食事介助などを老人ホームの職員と共に行います。オーストラリアも日本と変わらず、高齢化しており、2017年では65歳以上の人口が15%だったそうで高齢社会と言えます。私が実習で行った老人ホームも65歳代の姿はおらず、ほとんどが75歳以上やもっとご高齢の方もいらっしゃいました。軽度から重度の認知症の方がほとんどで、女性が多かったです。

2学期での実習は病院の病棟へ行きます。外科か内科の希望は出せますが、TAFEには付属の病院がないので一般の病院へ実習へ行きます。この実習では最初に行った実習での基本的な手技に加えてバイタルの測定や与薬も行います。錠剤に限り、病棟の看護師と行い、記録についても学びます。私の記憶では3週間実習を行い、最終もしくは2週目の半ばから1人患者を受け持ちます。しかしできないことの方が多いのであくまでも看護師の補助、のようなイメージで実習を進めていきます。しかし受け持った患者の与薬の時間などは把握しないといけません。点滴がある場合、それは看護師にお願いしますが、こちらから看護師に声を掛けて、行ってもらいます。

3学期での実習も病棟に行きます。行先はTAFEの采配によるので違う病院だけど同じ病棟、同じ病院だけど違う病棟など様々です。私は違う病院の違う病棟でした。この実習も3週間行きますが、2週目の初め、もしくは人によっては1週目の終わりには1人患者を受け持つことが目標とされています。この時は点滴の与薬も看護師の監督のもと準備までは出来ますが、実際に患者に接続するのは病棟の看護師が行うことになっています。すでに何度か見てもらっている看護師だとポンプの入力などをやらせてもらえる場合もあります。ヘパリンなどの皮下注射は看護師の監督のもと行えます。この時に行った病棟は手術が多い病棟でしたので術前チェックや術後の帰室時の様子など見ることができました。

先に専門学校へ行き、その後大学へ編入した者として、専門学校へ行くメリットは実技の授業でのサポートが大学よりも厚いということです。実技の授業時間が余ったりすると生徒が練習したい技術を練習することが出来、先生もしっかりと見てくれます。大学では実技の授業で一度練習したらそれっきり、という感じでした。個人練習もできますが、あくまでも個人練習なので先生は見てくれません。

また、1学期の学科と実習が無事終わると、介護士の資格が貰えるので老人ホームなどでパートタイムで働くことができます。なので老人ホームで働いている学生は何人かいました。

3つ目のメリットとして学生の年齢の幅が広く、ほとんどが社会人経験者なので高校卒業後に入学した私からすれば皆、年上でしたが、英語をほぼネイティブと変わらないくらい話せる私に興味を持ってくれたみたいで楽しく過ごせました。テスト前や授業終わりに分からないところを話し合ったり、空き時間にランチなどを食べに行きました。ひとクラス40人なので、すぐに友達や仲間ができるのが良いと思います。ひと学年の3分の1ほどの学生は大学に編入するので大学に行っても友人らは変わりませんでした。

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